2007年11月21日水曜日

中国の翻訳者不足



ベルギーの語学関係者向けニュースレター Language Magazine 10月31日号の掲載記事から。

人民日報によると、中国では翻訳者の不足が深刻化している。
少なくとも10万人の需要に対し、翻訳専攻の大学卒業者は年間1,000人ほど。
英語学科が設置されている大学・教育機関は全国で500以上にのぼるが、翻訳についての授業はほとんど行われていない。翻訳の専門課程を有すると認められる大学は16にすぎないという。

10万人って、すごい数ですね...。どうやって出てきた数字なのか知りたいところです。
翻訳を専攻したからといって翻訳者になる/なれるとは限らないし、別のルートで翻訳の世界に入る人もいるでしょうから、大学卒業者うんぬんというのはあまり関係ないような気もします。ニュースレターの読者層 —意外に学歴重視の傾向が強い— にあわせた書き方なのかもしれません。

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