パラグアイとはスタイルが似ていたのかな? 日本はチャンスをつくる一方で、守備もすごくがんばってましたが、得点につながらなかったのが痛かった。延長戦は持久力の勝負というかんじでした。とにかくおつかれさま。ここから新しい道が開ける人もきっとたくさんいると思います。
2010年6月29日火曜日
2010年6月24日木曜日
決勝トーナメント進出!
ワールドカップ1次リーグE組、日本がオランダに次ぐ2位で通過。しかけていく姿勢があって、目が離せないおもしろい試合でした。デンマーク代表にはオランダで名前を知られている選手が複数いて、日本はおそらく負けるだろうという予想がありましたが、結果は3対1で勝利。それにしても、本田の株はこれでますますアップですね。ほかの代表メンバーについても、海外に行きたい人が行きやすい環境がこんなところから整うといいのにと思います。まあこれはサッカーに限ったことではないのですけれど。
スタジアムで、「ここまできたらやるしかねーだろ」と書いてある横断幕が目に入りました。それはこれからの試合のこと。現地応援組も含めて、思いっきり楽しんでもらいたいです。
2010年6月22日火曜日
オランダの小説、IMPACダブリン文学賞を受賞
Gerbrand Bakker(1962 - )のデビュー作、Boven is het stillがアイルランドの文学賞IMPAC Dublin Literary Awardを受賞しました。オランダ語作家としては初。この文学賞は英語以外の言語からの翻訳作品も審査の対象となり、その意味では翻訳に対する賞という解釈もできるかと。翻訳者のDavid Colmerはオーストラリア出身。子どもの本から小説、ノンフィクションまで、幅広いジャンルを手がけています。
Gerbrand Bakker, Boven is het stil, Uitgeverij Cossee, 2006. ISBN 978 90 5936 106 5
Gerbrand Bakker, David Colmer (translator), The Twin, Archipelago Books, 2009. ISBN 978 0980033021 (USA edition)
2010年6月19日土曜日
日本、オランダに惜敗
日本、残念。オランダは勝ちはしたものの、期待に沿う試合ではなかったようです。テレビの実況担当のコメントが、特に前半、だんだんと日本に好意的になっていくのがおもしろかった。「戦略的な部分で理解がきちんと共有できている」「守備のレベルがかなり高い」とか、ちゃんと褒めていました。一方でオランダの試合運びについては「覇気がない」「スピードに欠ける」「キレが悪い」...。試合後のインタビューでも、ゴールを決めたスナイダーに「(戦いぶりは)よくなかったね?」ともちかけていました。「よくなかった、とは思わない。でも、そんな簡単な試合じゃなかった。日本は手強かった」と返事をしていましたが。
対カメルーン戦よりは見ていて楽しい試合でした。次につながるものがきっとあると思うので、デンマーク戦もいいエネルギーを出してもらいたいところ。
2010年6月16日水曜日
オランダ総選挙:結果 (2)
組閣交渉のニュースはワールドカップの話題に押されています。
(今日お昼のトップニュースは、デンマーク戦でオレンジ色のワンピース(?)を着てスタジアム観戦した女性のグループに逮捕者が出たというもの。この応援グッズはオランダのビール会社Bavariaが配ったもので、FIFAはBavariaを提訴するとかしないとか...)
女王からinformateur(連立の可能性を調査する役)に任命されたRosenthal氏(VVD)、連日会談を続けています。まず勝利したVVDとPVVの組み合わせがどこまで現実的かを検討している模様。この2党が折り合ったとしても、過半数を超えるにはほかの党の支援が必要です。その場合のパートナーと目されているCDAは大きく議席を失ったこともあり、今のところ消極的。それ以外の党は、PVV(=ウィルダース)が連立に参加しないことが決定的になるまで様子を見守るつもりのようです。
2010年6月14日月曜日
サッカー日本代表、カメルーンに勝利
サッカーのワールドカップ、日本が初戦勝ちましたね。こちらでは夕方4時に試合開始でした。代表についてはほとんど知らないまま途中からテレビで観ましたが、守備のラインをがちがちに固めているのにまずびっくりでした。真剣さを通りこして悲壮感みたいなものも漂っているし。
本田が1点決めてからの一瞬は、選手の歩幅が大きくなったように思ったものの、それも長続きせず。カメルーンはボールが全然つながらないし、あまり見どころのない試合でした。ゴールを攻められることが続くとキーパーには不安があるかな。次はオランダ戦。厳しいけれど、もう少し楽しんでいる表情が見たいです。
2010年6月10日木曜日
オランダ総選挙:結果 (1)
昨日実施された下院選挙(定数150)の結果が出ました。投票率は74.5%で、史上2番目の低さ。ちなみに前回(2006年)は80%。
<連立与党>
- CDA (選挙前の議席数41 → 21)
- PvdA (33 → 30)
- ChristenUnie (6 → 5)
<野党>
- SP (25 → 15)
- VVD (22 → 31)
- PVV (9 → 24)
- GroenLinks (7 → 10)
- D66 (3 → 10)
- Dieren (2 → 2)
- SGP (2 → 2)
CDAとSP(社会党)の大敗、VVDとPVVが議席を伸ばすことは予想されていました。でも、伝統あるキリスト教民主主義政党CDAの議席数が、極右で政党組織としてはまだ整っていないPVVよりも少なくなるとは。バルケネンデ首相(CDA)は党首を辞任する考えを表明しましたが、新政権発足までどのくらいかかるか...。いま最も現実的といわれているのは、バルケネンデ政権の前にあったPvdA+VVD+D66(通称'paars kabinet'=紫内閣)に、GroenLinksを加えた'paars-plus'という組み合わせ。とはいえ、連立交渉が簡単にまとまるとは思えません。
2010年6月8日火曜日
模擬選挙の結果
総選挙の投票日を明日に控え、恒例のScholierenverkiezingen(中高生による模擬選挙)が実施されました。全国で386校が参加し、投票率は51%。
結果、Geert Wilders率いるPVVが20%近い支持を得て第1党となったとのこと。各党の得票率は専用のサイトにあります("Tweede Kamerverkiezingen 2010")が、以下はde Volkskrantの記事から拾った数字。
- PVV 30
- VVD 28
- PvdA 25
- D66 14
- GroenLinks 13
- Piratenpartij 8
- ChristenUnie 4
- Partij van Dieren 7
- SGP 2
- Trots op Nederland 1
この模擬選挙、本番の傾向がある程度読み取れると認識されているのですが、手を上げた学校だけが参加でき、しかも投票できる生徒はその学校が決める(全校/一部のクラスのみ、など)ので、12〜18歳の意思表示とはいえ多少偏りがあるように思います。それでも、将来のオランダを担う世代がこんな選択をするとはなんともショックです。
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