2009年10月28日水曜日

新型インフルエンザ、「軽度の」流行

オランダ国立公衆衛生・環境研究所(RIVM)が、国内で新型インフルエンザが「軽度に」流行している発表したのは先週金曜日(10月23日)。Ab Klink保健相が今朝テレビ番組でコメントしたところによると、現在1日10人が新型インフルエンザで入院しており、そのうち1人は集中治療室に入っている状況。

オランダが発注したワクチン3,400万回分のうち、現在入手しているのは700万。11月中にはさらに300万が届くと見込まれているが、残りは年明けになる予定。目下、ハイリスクグループ(妊婦、60歳以上の者、糖尿病患者、肺・心臓疾患のある者)に子どもを含めるかどうかを急ぎ検討中。ただし、対象となる年齢層が広い場合にはワクチンが不足するため、優先順位を見直す必要もあるとのこと。

オランダでは通常、検査や入院の設備がある病院に行くには、まずホームドクターにかかる必要があります。こう考えると、1日に10人も入院というのはかなりたいへんなこと。身近なところで感染のニュースはまだですが、それも時間の問題かもしれません。

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