「ベルギーのXXの部署のファックス番号を確認したいのですが...」
「ベルギー? そんなのはわかりません。ここはオランダのカスタマーサービスです」
「それは知っています。オランダのDHLから来た手紙にベルギーにファックスを送るよう書いてあったのですが、番号が間違っているようなので確認したいんです」
「ベルギーのことはここではわかりません」
「Hoofddorpからの手紙で、この電話番号が書いてあるのに、なら問い合わせはどこにすればいいんですか」
「そんなのは知りません(「知ったことじゃない」というかんじ)。Hoofddorpに電話して聞いてください」
「オランダの方から来ている手紙で、参照番号もあるので、どの部署と話すべきか調べてください」
「そんなことはできません。とにかくHoofddorpにかけてください」
と、なんともな展開。Hoofddorpの電話番号はもらったので続いてそこにかけてみると、Amersfoort(また別の事業所)につながる。総合受付みたいなものかと判断して事情を話すと、
「それはここではわかりません。別の部署につなぎます」
次に出たのはベルギーのアクセントのある女性(#1)。
「ここではわからないので、別の部署に回します」
で、別の女性(#2)に同じことを説明。
「その部署につなぐことはできますが...」
というわけで、それらしいところに(#3)。ところが、こういう理由でファックスを送りたいのですが、と言うと、その担当はここではないと思う、という返事。確かに、ファックス番号は全然違うし、住所もあってない。手紙にサインした人の名前も先方は知らない。ブリュッセルで通関となっていればベルギーが情報受付窓口になるが、詳しくはわからない。なので、
「カスタマーサービスにつなぎます」
とベルギーのカスタマーサービスに(#4)。
「ファックス番号はこちらではわかりませんので、その部署と直接お話しください」
こうやってたどり着いた女性(#5)に、また事情を話す。すると、
「調べますので、お客様番号をいただけますか?」
やっと話が具体的になったと思って番号を言いかけると、途中でさえぎられる。
「それはオランダのお客様番号です。ここでは対応できません」
「この電話はもともとオランダのHoofddorpにかけたんです。何人もの人と話して、あなたのところに回ったんですが。オランダのDHLから来た手紙に、ベルギーのこの部署にファックスを送るよう書いてあって、どうやらこの荷物はブリュッセルで通関されたらしいのですが」
「変な話ですけど、調べましょうか」
あらためて番号を伝えると、
「...あ〜、最近手紙が行ったんですね。え〜っと...」
ってことは、最初のオランダのカスタマーサービスでもやっぱり確認できたはず。あの対応にまたもやもやした気持ちがわいてくる。
「でも、ここにファックスを送るというのは、どうもおかしいように思います。ちょっと電話で聞いてみます」
待たされること数分。
「手紙を出したオランダの部署と話しました。こちらに送ってもらうので正しいそうです。私にとっても初めてのことなんですけど。ただ、手紙のファックス番号は間違ってます」
と、やっと目的を達成。7人(プラス最後の女性が電話した相手:少なくとも1人)と話さなければわからないようなことか? という疑問ともやもや感は残るものの。
ファックスはこの後すぐ送りました。たぶんこの流れについて苦情を書き添えるのがオランダ流なのだとは思いますが、そのエネルギーはありませんでした。そして、期待どおりというか何というか、まだ返事はありません。いったいどうなるやら...。
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