安藤広重が東海道五十三次に描いた地点の今を、ベルギー人のドキュメンタリー作家Luc Cuyversが訪ねたロードムービー。ベルギーの放送局VRT/Canvasで放映されています。東京から京都までを20日弱で旅した様子を1回30分 x 10週で見せているのでどこも駆け足で、おまけその気ぜわしさをあおるようなナレーション。落ち着いて観る番組ではないのですが、なかなかおもしろい。がらんとした街角や見捨てられたような記念碑。ゴミの山。妙にのんびりした雰囲気の朝の乗換駅。観光ガイドブックとは無縁の、特に何もない日本の日々を切り取っていると思います。
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