2009年9月17日木曜日

ちょっと気になるオランダ語:Taal is zeg maar echt mijn ding

4月に出版されてすぐにベストセラーリストに登場、8月には100,000部が出たという話題の本。著者Cornelisseはコメディアン(と言っていいのかな?)でコラムニスト。この本も新聞や雑誌に連載されているコラムを再構成したもの。

テーマはいまのオランダ語、の使われ方。日常的な言葉づかいの中で、ちょっとおもしろいところ、ヘンなところを観察ときどき分析している。オランダのオランダ語の話なので、ベルギーの人はそんなに笑えないかも。ことばの乱れを指摘して、それを正そうとするという流れはどの言語にもあるのだろうけれど、めくじら立てて「正しいオランダ語を!」と言ったりするのとはまったく違う位置から見ているかんじが楽しい。

Paulien Cornelisse, Taal is zeg maar echt mijn ding, Uitgeverij Contact, 2009, ISBN 978 90 254 3049 8.

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