廃止された炭鉱の坑道にたまった地下水を循環させて冷暖房に利用するというプロジェクトの実用試験が、オランダ南部の街Heerlenで始まります。 オランダ語でmijnwaterprojectと呼ばれるこの計画、地熱エネルギー技術の開発ということではもちろん、廃鉱後すたれた地域の再生という面でも注目されるプロジェクトのようです。鉱脈が続くドイツだけでなく、イギリス、フランスなど複数国が共同して行う取り組みということで、EUの助成金も出ています。
当面は新築のマンション1棟のみでの運用ながら、今後周辺に整備される宅地(350戸)と文化施設に拡大され、さらにコスト面で問題がなければ、学校など大きな建物にも普及を検討していくとのこと。
プロジェクトのウェブサイト(オランダ語・英語)はこちら。
0 件のコメント:
コメントを投稿