与党CDA(キリスト教民主同盟)の議院団長で元環境相Pieter van Geelが先週、オランダ国内での原子力発電所新設は「避けられない」と自身のブログに書いたそうで、それについての反応が報道されている中、オランダで唯一運転中のボルセラ(Borssele)発電所を(別の電力会社Essentと共同で)所有する電力会社Deltaが、原子力発電所の新規建設を申請する方向と発表しました。場所は同じくボルセラ。第1号基の運転開始は2016年を予定。順次2基から4基を建設する計画とのこと。
去年発足した今の内閣は連立協定で原子力発電所の新設はしないとしていることはDelta社の方も計算済み。次期内閣の前半での着工を目指して手続きを進めたい、と述べています。
少し前から原子力発電への回帰の可能性は、というような記事をいくつか見かけていて、これもソフトに民意を問う方法なのかなと思っていましたが、ここへ来て話が急に具体的になってきました。
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