2008年1月17日木曜日

世界一の書店

イギリスの新聞Guardianが先日記事にした「世界のきれいな書店トップ10」。
1位に輝いたのは、マーストリヒトにあるSelexys Dominicanen。よくのぞく本屋さんです。
こちら、もとは13世紀に建てられた教会。入って右側の半分は天井の高さを3層に分けた書棚で、左側は平積みのコーナー。いちばん奥、かつて祭壇があったところにはカフェも併設。床や柱、天井画などはそのままに、黒やグレーのモダンなインテリアがはめ込まれています(写真はこちらで)。
街に以前からあった2つの書店ーふつうの、この辺りでは大きめのお店と、大学の教科書・専門書を扱うお店—が合併し、Selexysチェーンに入って新たなスタートをきったのがたしか2年前。品揃えもさすがで、ネットではなかなか出会えないような本もたくさん。ゆっくり眺めてまわりたいところですが、実はここ、照明が弱くて、じっくり本を探すのにはあまり向いてません。デザイン的な理由? 

書店の店舗は「手にとって、見て買う」を提供する場。その意味で、目にやさしいライトがないというのは大きなマイナスでは。建物はたしかに斬新ではありますが、1位というのはどうかなあと思ったのでした。

ちなみにこのランキング、9位には京都の恵文社一乗寺店が選ばれていました。

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