去年11月末に伐採されるかとニュースになったアンネの栗の木、倒れないように支えをして今後5—10年は様子をみることになったようです。アムステルダム市当局と Bomenstichting(樹木保存財団)、アンネ・フランク財団、その他の関係者間で合意に至ったとの発表がありました。2月以降、保存運動グループが設立した財団Support Anne Frank Treeがこの木の保存事業を市当局より引き継ぐこともあわせて決定されています。
Support Annne Frank Treeでは、この支えの設置費用50,000ユーロに加え、運営資金を募る活動を始めるとのこと。設置作業の終了予定は5月末。この時期までに終わらないと、茂った葉の重みで幹が折れてしまうおそれがあるそうです。すぐに伐採しないと危険、などと言っていたわりにはのんびりした話。
もっとも、伐採許可に関する手続きには法的問題はないとの裁定が先週下っています。なので、もし新しい病害が明らかになったり、設置が失敗したりということになれば、結局伐採されてしまうのかも。国内外の目もあるので、簡単には運ばないでしょうが...。
設置作業が順調に進むのか、注目です。
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