2011年3月16日水曜日

オランダの反応(3)

15年以上も日本に住んでいた友達から、いちどアメリカに帰ることにしたと連絡が。ほかの外国人の知り合いも東京を離れました。知っている東京がなくなってしまうようで、とてもかなしい。その一方で仕事関係の連絡はちゃんとあって、どう受けとめていいかわからず混乱しています。

オランダでは地震というより原子力発電所のニュースばかり。情報が少ないとはいえ事実関係を説明せず不安をあおっている。そこそこきちんと理解したうえで意見を述べようとする人も少ないのか、PvdAのDiederik Samsonという下院議員さんが夜の時事番組(複数)に連日ゲストとして出ている。この人は国会では少ない理系出身(原子物理学専攻)で、グリーンピースの活動家でもあったそう。理路整然と話を展開するのでテレビ屋さんとしてはものたりないかもしれないけど、原子力不要を感情論に走らず訴えられる人はいま貴重な存在。

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