2010年11月23日火曜日

オランダ語・ヤングアダルト文学賞

"jongerenliteratuur"は、オランダ語として一般にはまだ新しく、多少おさまりの悪い言葉のようです。単語として聞けば児童文学と大人向けの作品の間に位置づけられる文学と想像はできますが、例えば書店で専門のコーナーがあるかというと、そこまではいっていません。

先週、このジャンルを対象とした文学賞が創設されたというニュースがありました。Grote Jongerenliteratuur Prijs(「ヤングアダルト文学大賞」)第1回の受賞作は次の2作品。
  • Peter Bekkers, Trouw is de andere wang (De Geus, 2009)
  • Erlend Loe, Muleum (翻訳:Femmigje Andersen-Sijtsma, De Geus, 2009)
2番目の方は要チェック本リスト入り。来年以降は読者の投票による賞も設けられるとのこと。

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