先週末から届き始めました。まずは会社関係のものから。
基本的にメールのやりとりで仕事が進んでいくようになっても、オランダのクリスマスカードはやはり紙媒体が主流。日本でいう「虚礼廃止」の議論も聞きません。メールでカードを出す企業も少しずつ増えてはいるようですが、まだまだ少数派です。
個人的には、受注から納品、請求書の送付までメールですませ、緊急事態でなければ電話で話すこともないというお付き合いでは、クリスマスカードだけ紙である必要はないと思います。といってメールでカードを別に送るというのもあまり気が進まないので、ここ数年は年末/年始の仕事メールに「楽しいクリスマスを」とか「今年もよろしく」と添えて切り抜けています。ご挨拶したいのは会社というよりそのコーディネーターさんだという気持ちもあって。2、3歩踏み込んだお付き合いをさせていただいているところには、やはり紙のカードです。
そんな中、昨日届いたカードはひと味違いました。この翻訳会社さんでは2年くらい前にクリスマスカードをメールに切り替えて、その関連で浮いた金額をNGOに寄付しています。今年の寄付先は、「国境なき医師団」とCOC(ゲイ・レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダーの支援団体)アムステルダム支部とのこと。別の会社からも、今年は紙のカードをやめ、その分を世界自然保護基金に寄付しましたというメールをいただきました。あまり規模が大きい会社だとかえって動けないのかもしれませんが、新しいアプローチですね。エコでもあり、クリスマスにふさわしいと浸透していくのかも。
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