2011年5月9日月曜日

Libris Literatuurprijs 2011

オランダ語の文学賞Libris Literatuurprijs、Yves Petry(1967 - )のDe maagd Marinoが受賞しました。これでベルギーの作家が3年連続で選ばれたことになります。

受賞作は、インターネットで犠牲者を募集して殺人・カニバリズムに及んだというドイツであった実話(=Armin Meiwesの事件、2002年)にヒントを得た物語とのこと。このテーマはともかく、作家の知名度や刊行後の話題性からすれば、多少意外な選択ではあったようです。

今年はショートリスト発表のニュースをまとめていなかったのでここで。次の6作品でした。
  • Yves Petry - De maagd Marino - De Bezige bij
  • Ester Gerritsen - Superduif - De Geus
  • Gerbrand Bakker - De omweg - Cossee
  • Adriaan van Dis - Tikkop - Augustus
  • Peter Buwalda - Bonita Avenue - De Bezige Bij
  • Arnon Grunberg - Huid en haar - Nijgh & Van Ditmar

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