戦前から続いていたとなりの街の書店が倒産というニュース。いかにも昔ながらの本屋さんでしたが、インターネットやチェーンの書店と共存はできなかった、という残念な結末。ただ、本の買い方が変わったせいと考えると、多少うしろめたい気持ちもあります。
私自身、欲しい本はほとんどインターネット書店に頼っていて、特定の本を買うために書店に行くことはありません。しかも、最近購入した本で、オランダの書店で直接手にとったものは1冊もないことに気がつきました。本に呼ばれたのは、すべてベルギーとドイツ。オランダの本屋さんには、ネット書店bol.comを除いてまったく貢献していません。
本は決まった店で、必要なら取り寄せで、というお客さんが減るなかで、小さな本屋さんはこんなかたちで消えてしまうしかないのでしょうか。オランダに限らず、日本でも、どこでも起こっていることですが、仕方ないと片付けてしまうのも何かひっかかるかんじがします。
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