2009年6月25日木曜日

ネット接続に税金?

試験は無事終わりました。
読みたい本と読まないといけない本の山が気になりますが、今日は図書館へ。

お天気がいい、というだけではなく、いろんなところで夏休みモードに入ってきています。昨日来たニュースレターは休暇前の最終号となっていたし、来週からは「夏休みなので」新聞も薄くなるはず。地球の裏側のニュースがほとんど入ってこなかった時代ならともかく、7月8月の2カ月間も世の中は動いているわけで。(編集部が?)休暇だからといってページ数を減らすという考え方は今でも理解できません。

オランダでも新聞業界は苦境に陥っています。これはニュース離れではなく、もしかすると紙媒体離れでもないのかもしれない。MetroやSpitzなど、コンパクトにまとまった無料の日刊紙が登場して数年。毎日、例えば通勤途中に新聞を買って読む人がそれだけ減ったということでしょう。

そんな新聞業界の救済策を検討する政府の委員会が報告書をまとめました。その提案の中に、各世帯のインターネット接続に一種の税金をかけ、それを新聞業界救済の財源とするというものがあるそうです。なんだか妙な話、というわけでこの案だけが大きく取り上げられてしまったのですが、新聞業界はなんとこの提案を「歓迎」しているらしく。ニュースはただではないことを消費者に理解してもらえるという立場。いまさら何を、という気がします。記事を書く上でもインターネットは欠かせないツールになっているはずなのに、新聞が売れないことをそのせいにして消費者に負担を強いるのはおかしい。無料のニュース検索サイトとの関係を変えるとか、もっと別の方法があるはず。


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