今年の図書週間—boekenweek—は、3月12日から22日まで。
主催は、オランダの図書販売業者、出版社、図書館協会が参加するCPNBという財団。図書週間以外にも、ミステリ月間や子どもの本週間、朗読の日などの催しを展開。またいろいろな作品賞を出してオランダ(語)の図書・読書の普及活動を行っています。
今年の図書週間でスポットがあたったのは、いわゆる熟年層。
VAN OUDE MENSCHEN... - De derde leeftijd en de letteren
(年を重ねた者から... — 第三の時代・第三の文学)
というスローガンのもと、書店や図書館では特集コーナーがつくられています。
ミステリ月間などでもそうですが、期間中に一定額以上本を買うと、作家がこのイベントのために書き下ろしたおまけの本がもらえます。今回は、痴呆症や記憶(の喪失)をテーマにした作品で有名なBernlefのDe pianoman。2005年の春にイギリス・ケントの海岸で保護されニュースになった身元不明の男性、「ピアノマン」を下敷きにした短編とのこと。実はこのおまけが読みたくて、気にはなるけど今買わなくてもいいか、と思っていた本を買ってしまいました。
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