- Mike Nicol - Payback(原題:Payback - The Revenge Trilogy 1) - De Geus
- Michael Robotham - Leven of dood(Life or Death)- Cargo
- A.J. Kazinski - De slaap en de dood(Søvenen og døden)- De Geus
- Jeff VanderMeer - Vernietiging(Annihilation)- De Bezige Bij
- Arnadur Indridason - Erfschuld(Skuggasund)- Q / Singel Uitgeverijen
- Pierre Lemaitre - Irène(Travail soigné)- Xander
- Stephen King - De eerlijke vinder(Finders Keepers)- Luitingh-Sijthoff
- Paula Hawkins - Het meisje in de trein(Girl on a Train)- A.W. Bruna
「大賞」は審査員全員一致でポーラ・ホーキンズ。著者のインタビュー記事もありますが、こちらはさほど読みどころなし。
ガイドに収録された596作品中、北欧系は一時期に比べ数が減りました。ドイツ語オリジナルの作品が少ない印象ですが、偶然でしょうか。一方で英語はイギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア・南アフリカ…と範囲が広いうえに翻訳者も多いので、刊行点数が多めなのは当然。ただし今回は英語からの翻訳で評価が厳しい(★1つ/2つ)ものが目につきました。
なじみのない出版社の名前もちらほら。大手でも合併・再編がありましたが、新たにミステリ担当を置いたり、あるいはミステリ系を柱に立ち上がった会社もあるようです。
ちなみに日本発の作品は1作のみ。東野圭吾の『真夏の方程式』(ガリレオシリーズのオランダ語版3作目)が3つ星の評価でした。