「オランダ語に翻訳されたヨーロッパ文学賞(Europese Literatuurprijs)」のショートリスト5作品が発表されたのでメモ。
[著者、オランダ語版タイトル(原書タイトル、言語)、翻訳者、出版社の順]
- Jesús Carrasco、De Vlucht(Intemperie、スペイン語)、Arie van der Wal、Meulenhoff
- Jérôme Ferrari、De preek over de val van Rome(Le Sermon sur la chute de Rome、フランス語)、Jan Pieter van der Sterre & Reintje Ghoos、De Bezige Bij
- Edgar Hilsenrath、Fuck America(Fuck America、ドイツ語)、Elly Schippers、Anthos
- Ismail Kadare、Het reisverbod(E penguara、アルバニア語)、Roel Schuyt、Van Gennep
- Tomek Tryzna、Bleke Niko(Blady Niko、ポーランド語)、Karol Lesman、De Geus
2011年に創設されたこの賞も今年で4回目。受賞作の著者と翻訳者に賞金が与えられます。最初(→ブログで紹介)は著者に1万ユーロ、翻訳者に2,500ユーロだったのですが、昨日の新聞記事によると翻訳者の賞金が倍の5,000ユーロになっていました。発表は9月の初めです。
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