メールには、休刊を決めた理由のその3として「インターネットの普及で、国際政治経済情報を扱う月刊紙の役割が大きく変化したこと」とありました。スピードでは勝てないからこそ、違った切り口の分析を提供する役目を担っているいう姿勢がうかがえる雑誌だと思っていましたが、やはり紙媒体の限界ということなんでしょうか。
こんな状況の中で、読んでくれそうな人がよく見えないオランダ語の本の翻訳などしていていいのかどうか。迷いは深まります。
スイスであった、モスクのミナレット(塔)の新規建設を禁じる法案をめぐる国民投票。否決が予想されていましたが、57%を超える賛成を得て可決されました。法案賛成派のキャンペーンがイスラムの脅威を主張するかたちであったことは明らか。スイス国旗を埋めつくすようにそびえるミナレットと、へジャブで顔を覆った女性の黒いシルエット。整然と並んだ塔はミサイルのように見えなくもなく、不安感をあおるものでした。
Selexysで本を買って袋に入れてもらったら、小さなパンフレットがついていました。表紙にコフィ・アナン前国連事務総長の写真。その横に"バーチャル・ポップアップ絵本"と小さく書いてある。中身は黒枠の中に写真から起こしたような絵がページの片側に続くだけ。表紙裏の説明にあるサイトへ行ってみると、またアナン氏登場。エチオピアに暮らす女の子の物語を知ってほしいという。さらに進む。ウェブカムの設定をして、音声にあわせてパンフレットをカメラの前にかざすようにという指示。すると、Halimaという少女の世界がカラーで飛び出してきました。パンフレットを持つ角度を変えると、遠くの景色も見えます。
1942年7月16・17日、ヴィシー政府はフランス警察を動員してパリ市とその周辺でユダヤ人の一斉検挙を実施。連行した13,152人(12,884人とも)のうち、独身者と子どものない夫婦を先に移送し、親子(男性1,129人、女性2,916人、子ども4,115人)は15区にあった自転車競技場Vélodrome d'hiver(Vel' d'Hiv')に閉じ込めました。水も食料も与えられず、ガラス屋根を通す熱に焼かれる5日間を生き延びた親子は、この後フランスの中継収容所で離ればなれにされ、まず大人だけがアウシュビッツに送られました。約1カ月後には子どもたちもアウシュビッツに到着、全員がガス殺されています。
オランダでは数少ない独立系の出版社Prometheus/Bert Bakkerのオーナー社長Mai Spijkers氏。日刊紙 de Volkskrantのインタビューで、夏の休暇中に読むべき本を紹介していました。
試験は無事終わりました。
ぎゅーっというかんじで忙しかった2カ月間が一段落して、「これをしなきゃ、あれも終わらせなきゃ」という感覚から解放されました。片付けないといけないことはやはりありますが、朝起きて、しようと思ったことを順番にやっていくのんびりペース。