2010年8月9日月曜日

オランダ総選挙:結果 (4)

全面的に夏休みのオランダですが、VVDの重鎮Opstelten氏を選挙以来5人目のinformateurに迎えて、今日からVVD+CDA(+PVV)の連立を目指した交渉を行うそうです。(+PVV)というのは、PVVからの入閣はないものの政権を支持するという意味。3週間予定されている交渉がまとまれば、VVDとCDAの連立合意とPVVの政権支持に関する合意の2つの文書が発表されることになります。

2本立てとはいえ、政権側がPVVの主張にかなり歩み寄らざるを得ないことは確実。何かにつけて物議をかもすWilders党首をどうとりなすかが注目されます。その彼は、ニューヨーク・「グラウンド・ゼロ」付近のモスク建設計画への反対集会でスピーチをするということで、早速/またもや話題に。オランダの新政権に関与している(かもしれない)立場の人がそういった場に行くのはどうか、という意見に、「自分は行きたいところに行って言いたいことを言う。早くそういうものだと割り切ってもらいたい」と、いつもながらの挑発的な発言を返しています。

2010年7月21日水曜日

オランダ総選挙:結果 (3)

"Paars-plus"に向けた連立交渉が決裂しました。投票日からそろそろ1カ月半。選挙前、VVDの党首Rutteは7月1日に新政権を発足させると語っていたのに、その兆しさえありません。また振り出しに戻ったとはいえ、使える札はもうあまりない状態。

組閣に時間がかかるのはいつものことながら、先の見えなさからか、再度総選挙を実施する可能性について触れた報道もあります。そこまでいくとは今のところ思えませんが、9月にある来年度予算の発表は前政権の顔ぶれで行うことになりそうです。

2010年7月15日木曜日

頭の体操

ワールドカップ決勝でオランダが敗れ、凱旋パレードも終わって、すっかり夏休みモード。夜遅くなると、本当は優勝を祝うために買ったと思われる花火の音が聞こえます。

ひさしぶりにドイツ語の案件があって、しばらく法律文とにらめっこの日々。オランダ語の資料を斜め読みしながら、今まであまり使ったことのない脳の筋肉が鍛えられているような感覚がありました。このタイミングで「オランダ人が間違えやすいドイツ語」みたいな本を読めば、もうちょっと先に進めるのでしょうが、なかなか。

2010年7月8日木曜日

ワールドカップ決勝へ

ワールドカップも日本が去ってからテレビ観戦はしていませんが、ニュースやら何やらで当然入ってきます。

先週土曜日の午後はドイツにいて、買い物中試合状況のアナウンスに大喜びする店員さんたちに驚き、レストランでは「今日はアルゼンチン産ビーフ、タダだよ〜」と言うイタリア人のおじさんに笑って帰ってきました。決勝はオランダ対ドイツの戦いになるかとも期待されていましたが、昨夜ドイツが敗退。オランダとスペイン、ともにワールドカップ初優勝をかけた対戦になります。

それにしても、オランダは毎回あんなに偉そうな態度をとるくせに、過去に獲得したタイトルは1988年のヨーロッパカップだけ。決勝進出を決めた火曜日の夜は、近所でも花火にクラクションとなんとも騒々しい時間がしばらく続きました。さて、日曜日はどうなることか。

2010年7月1日木曜日

オランダ語圏のミステリ

もう終わってしまいましたが、今年も6月のミステリ小説フェア月間を控えて発売されたガイドブック、VN Detective & Thrillergidsから、5つ星の評価を得た本のメモ。
  • Aifric Campbell - De logica van het moorden (原題:The semantics of murder) - De Geus
  • Sean Doolittle - De perfecte buren (Safer) - De Boekerij
  • James Ellroy - Het bloed kruipt (Blood's a rover) - Atlas
  • Gillian Flynn - Duisternis (Dark places) - Boekerij
  • James Huston - Marine One (Marine One) - The House of Books
  • Arnaldur Indridason - Onderstroom (Myrká) - Q
  • Philip Kerr - Als de doden niet herrijzen (If the dead rise not) - De Boekerij
  • William Lashner - Erewoord (A killer's kiss) - A.W. Bruna
  • Henning Mankell - De gekwelde man (Den orolige mannen) - De Geus
オランダ語オリジナルの作品はなし。編集部のイチ押しはPhilip Kerrとのこと。Campbellは前から気になっていたので、ますます読みたくなってきました。

2010年6月29日火曜日

日本、PK戦で敗退

PKで終わってしまったのは残念...。見ている方のドキドキはすごいけれど、これはある種のくじ引き。失敗がカウントされるわけで、本来の試合の勝ち負けとはちょっと違うもの。

パラグアイとはスタイルが似ていたのかな? 日本はチャンスをつくる一方で、守備もすごくがんばってましたが、得点につながらなかったのが痛かった。延長戦は持久力の勝負というかんじでした。とにかくおつかれさま。ここから新しい道が開ける人もきっとたくさんいると思います。

2010年6月24日木曜日

決勝トーナメント進出!

ワールドカップ1次リーグE組、日本がオランダに次ぐ2位で通過。しかけていく姿勢があって、目が離せないおもしろい試合でした。デンマーク代表にはオランダで名前を知られている選手が複数いて、日本はおそらく負けるだろうという予想がありましたが、結果は3対1で勝利。それにしても、本田の株はこれでますますアップですね。ほかの代表メンバーについても、海外に行きたい人が行きやすい環境がこんなところから整うといいのにと思います。まあこれはサッカーに限ったことではないのですけれど。

スタジアムで、「ここまできたらやるしかねーだろ」と書いてある横断幕が目に入りました。それはこれからの試合のこと。現地応援組も含めて、思いっきり楽しんでもらいたいです。