2010年5月3日月曜日

NEW COOL COLLECTIVE LIVE

New Cool Collective Big Bandのライブに行ってきました。「日本に行った影響を受けている」という最新作'Pachinko'からの作品も交えた2時間。アジアっぽいというのか、なんだかがちゃがちゃごちゃごちゃした音が入ってました。耳ざわりというのではないけれど、はっきり異質な何か。ジャズの音の流れなのに、なつかしいような、「あ、これ知ってる」というかんじは不思議でした。日本の街の中の(騒)音からすくいあげたものが染み出ていたみたいです。

New Cool Collective, Pachinko, EAN:8717206920835

2010年4月23日金曜日

飛行機が飛べない週

アイスランドの火山噴火の影響でアメリカで足止め状態だった友達が、1週間遅れで帰ってきました。有給休暇を毎年きっちり消化する人たちなので、この夏か秋の旅行は短くなりそうです。

空は連日きれいに晴れ上がっていて、火山灰が降ってくるわけでもないし、家にいる分には別に影響はないと思っていました。長引けば野菜や花が少なくなるだろうなという程度。でも、日本への郵便をポストに入れた後で、航空便もないことに気がつきました。自分が乗らなくても、飛行機が飛んでいるのがどれだけ普通のことか。

今回はのんびり構えていられましたが、通訳の仕事など入っていれば、ちょっとたいへんな話になったかもしれません。


2010年4月9日金曜日

だから本を読む

去年の手帳をめくっていたら、Martin Brilの文をメモしたページにぶつかって、手がとまりました。
Hoeveel woorden zouden er zijn die ik niet ken.
Hoeveel die ik nooit gebruik.
(知らない言葉はどれだけあるのだろう。
決して使うことのない言葉はいくつあるだろう。)

Brilとはレベルが違いますが、「言葉が足りない」という思いには、いつもとらわれています。翻訳や通訳にかかわるようになるずっと前、たぶん子どもの頃から。知らない言葉が知っている言葉になっても、使う言葉になるかというのはまた別の話。それでも、—ふだんは無意識に—たくさんの言葉の色やかたちや手ざわりを知りたくて、本を読むのです。




2010年4月1日木曜日

町の本屋さん

戦前から続いていたとなりの街の書店が倒産というニュース。いかにも昔ながらの本屋さんでしたが、インターネットやチェーンの書店と共存はできなかった、という残念な結末。ただ、本の買い方が変わったせいと考えると、多少うしろめたい気持ちもあります。

私自身、欲しい本はほとんどインターネット書店に頼っていて、特定の本を買うために書店に行くことはありません。しかも、最近購入した本で、オランダの書店で直接手にとったものは1冊もないことに気がつきました。本に呼ばれたのは、すべてベルギーとドイツ。オランダの本屋さんには、ネット書店bol.comを除いてまったく貢献していません。

本は決まった店で、必要なら取り寄せで、というお客さんが減るなかで、小さな本屋さんはこんなかたちで消えてしまうしかないのでしょうか。オランダに限らず、日本でも、どこでも起こっていることですが、仕方ないと片付けてしまうのも何かひっかかるかんじがします。

2010年3月23日火曜日

Libris Literatuurprijs 2010 ショートリスト

オランダ語の文学賞であるLibris Literatuurprijs、今年のショートリストに残ったのは次の6作品。

Walter van den Broeck - Terug naar Walden - Meulenhoff / Manteau
Bernard Dewulf - Kleine dagen - Atlas
Marie Kessels - Ruw - De Bezige Bij
Mensje van Keulen - Een goed verhaal - Atlas
Tom Lanoye - Sprakeloos - Prometheus
Peter Terrin - De bewaker - Arbeiderspers

Marie KesselsとMensje van Keulenを除く4人はベルギーの作家。去年のDimitri Verhulstに続いてベルギー人の受賞者が出るかもしれません。

受賞作の発表は5月10日。

2010年3月10日水曜日

オンラインセッション

通信大学の化学のコースのオンラインセッションがありました。自宅学習を前提にした教材ではあるのですが、ひとりではどうにも進められずにいたので、ちょっと新しい風を入れようかと。

Elluminate Live!というアプリケーションを使ったライブの講義。想像していたよりもずっと快適でした。2時間弱、見て聴いて考えたら、その日のプレゼンテーションのファイルが転送されてきて、終了。音声ファイルもあるそうです。これは便利。

オランダ語のチャットに慣れなければというオマケ的な課題も発見。準備はたいへんだけれど、なんとか楽しくわかるを増やしていけるように。


2010年3月4日木曜日

自治体議会選挙

昨日の選挙、赤鉛筆での投票に戻ったこともあり、まだ全部の結果はそろっていないようです。自治体によっては前日の夜から夜通し投票できるようにしたり、走るトラム投票所を使ったりと、おもしろい試みがありましたが、全国の投票率は54%弱。自治体選挙としては歴史上最低の数字とのこと。

6月初めに実施が決まった下院選挙の前哨戦となってしまったにもかかわらず、特に地方の小さな自治体ではローカル政党が着実に票を獲得しています。

Geert Wilders率いるPVVはアムステルダム近郊のAlmereとハーグでのみ候補を擁立。Almereでは第1党、ハーグでは第2党の立場に躍り出ました。オランダのタテマエである寛容を拒否して、無関心を刺激する声高な主張。この勢いが本当に続くのか、気になるところです。